日本では駅前留学など外人と英語で話す機会を提供してくれる英会話スクールがたくさんあります。多くの生徒は教室に通い続けさえすれば英語がペラペラに話せるようになると思っていますが、主体的に行動しない限り英会話をマスターすることは難しいです。

英会話教室等に通う際にすべきは、まず予習をすることです。

実際の授業が始まるとすぐにアイスブレイキングという軽いおしゃべりが英語で行われます。このアイスブレイキングで話す内容は毎回決まっています。その週にあった出来事や、最近気になるニュース等について少し話すのです。何も準備をせずにその場に臨んでしまえば英語がスムーズに口をついて出てくることはまずないでしょう。事前に日本語で話すことを紙に書き出しておいてからそれを英訳しておき、暗記するのです。そうすることで、実際の授業で自分の意見・感想を先生や他の生徒とシェアすることができます。

また、基本的な質問の仕方や相槌の打ち方、相手の意見への賛成の仕方などは、定型文を暗記しておくのも大事です。これは英語の教科書などに載っている例文を丸暗記するだけで十分でしょう。

その他にも、他の生徒が英語で話した時に質問を投げかけるという姿勢も大切です。ただ黙って相手の意見を聞くという態度をとると、英語圏では自分の意見を持っていない人とマイナスに捉えられてしまう危険性があります。将来、海外に出た時のためにも日頃から英語でしっかり自己主張する姿勢を身に付けておきましょう。