英会話教室スタッフの長所と短所

英会話スクールというと職場の環境は英語一色というイメージがあります。実際にネイティブの英語講師と仕事上のコミュニケーションをはかる手段は、間違いなく英語です。その上、来日したばかりの先生だとほとんど日本語を理解していませんので、業務だけでなく生活全般すべてにわたって英語で説明したり、相談されることが多くなります。これは、言い換えれば英語を話す絶好の機会ともいえます。そこで今まで学んできた英語のスキルがいかんなく発揮されるはずです。また教室を任せられたりすると、経営上のこともすべて英語でのやり取りになります。会話だけでなく、書面でのやり取りも必要になってきますので、本格的な英語を使っているという実感がもてます。一方で、外国人と協力してビジネスをするわけですから、問題もあります。その一つが考え方の違いです。いわゆる以心伝心というものは通じません。そのためしっかりと説明をし、その説明に整合性がないと関係がうまく築けないこともあります。英語が通じるだけでなく外国人の考えをしっかり理解し、こちらの要求を聞いてもらえるようにしません。個性が強い人たちが多く、仕事に対する意識がこちらの常識とかけ離れていることもあります。残業などの概念はほぼ無いといってよいでしょう。そのためにも口頭だけなく書面で伝えたり、定期的に話を聞く時間を設けたりして円滑な関係をつくる努力も必要です。