英語がまったくできない。だから留学するんだ! 留学すれば英語もペラペラになると思っている人がよくいますがそんなことはありません。英語の知識が全くない人が英語圏に行ったところでできるようになるのはせいぜいお店での買い物くらいです。
留学というのは決して勉強の早道ではありません。きちんと文法などの下地を持っている人が、留学して自分の力が実際のコミュニケーションで通用するかを確かめる。不十分ならば、その不十分な点をきちんと理解しさらに努力を積んではじめてきちんとした英語力や会話力が身に付くようになります。
ですから、なんの力もない人が留学したところで英語力という点では大した向上は望めませんし、日本できちんと勉強できないのであれば向こうに行っても同じです。お金を無駄にする前に、まずは日本でできることをきちんとやり、その後に本格的な留学を考えるべきでしょう。
そのためにも英語検定やその他の資格テストを一つの目標に設定してみるといいともいます。