英会話学校に通ったり、英検を受けたり、ラジオやテレビで勉強したり、人並み以上に英語を勉強してきたつもりですが、いろいろ試して最も効果があったと思う勉強法は「声に出して読む」という、実に単純なものです。中学校の英語の授業で、先生が一文ずつ読んだ後、同じように生徒が読む、というアレです。
自己流で読むだけでは効果は低いので、お手本となる音声が必要になりますが、発音が身に付き、英語のリズムも身に付きます。スポーツ選手がトレーニングをするように毎日毎日繰り返すことで、テキストを見なくても反射的に口からすらすら英語が出てくるようになっていきます。英会話でよく陥る失敗は、まず日本語で考えて、それを英語にしようとして難しい表現なってしまい、なかなか英語が出てこないというもの。声に出して読むトレーニングは、考えるよりもまず口から英語を出すという練習にもつながります。英会話学校の先生も、英語はスポーツだとよく言っていました。