私は学生時代、少しの間英会話教室に通っていましたが、そこではテキストをもらい、講師が決めた会話内容について学んでいくというスタイルでした。
ある時はキッチンでの会話だから料理に関する単語や言い回しを学び、ある時は病院の待合室での会話という風に。
この方法では、もしそのシチュエーションと同じ場面に出くわした時、「ああ、こうやって言えば良いんだな」と思い出せるメリットがあります。しかし、私は料理など苦手分野になるとほとんど話せなくなりました。
きっと日本語でも「ふーん」とか「へぇ~」くらいしか発せなかったでしょう。
個人的に、このようなレッスンよりももっと自由気ままに話したいという欲求が湧いてくれば、それはそれなりに英会話が上達した証拠ではと思います。何のトピックもなく、自分の持つコミュニケーション能力だけに頼って母語と同じように会話をするからです。
意外にこのタイプの教室は少ないようなので、自由な会話をしたいなら英会話カフェに行くしかないのかなと思います。